津波石

みなさん、おはようございます。
 大船渡の吉浜地区で80代の男性が子供の頃遊んだ記憶のある「津波石」を再発見したそうです。明治か昭和初期の大津波で運ばれてきた石を記念碑として置いておいたものなのですが、40年ほど前の道路拡張工事の際にのり面に埋め立てられてしまったのだそうです。もちろん、その男性をはじめとして、津波石が記憶されていた時代に建てられた家々は津波石よりも山側に建てられて津波の被害から免れました。
 単に忘れられただけでなく、埋め立ててしまったというのでは後代の人たちが気づくわけもありません。どういった経緯でその記念碑が埋め立てられてしまったのかは分かりません。これからの都市計画のためにはいかにも目障りで不都合だったのかも知れないし、「公的」なものでなかったので無視されたのかもしれません。
 私たちは目先の展望のために過去の痛みを伴う教訓を意図的に忘れたり、うるさがられるのを嫌って伝えそこなう事があります。それは目の前の利益より大きな犠牲を強いることになるのかもしれません。

「それがあなたがたの間で、しるしとなるためである。後になって、あなたがたの子どもたちが、『これらの石はあなたがたにとってどういうものなのですか。』と聞いたなら、あなたがたは彼らに言わなければならない。」ヨシュア4:6

 小*姉のお義母さんは今日12時間い及ぶ手術を受ける予定ですが、ご高齢でもあり体力的に不安があります。どうぞ守られるようお祈りください。家内は20日午後に手術が決まりましたので、今日から入院することになりました。お祈りください。

佐々木真輝