ブランク

みなさん、おはようございます。
物置に文字通りお蔵入りしていた古いキャンプ道具がいくつかあり、そのいくつかを引っ張り出してみました。一つは交換部品が近所に売ってないのでまだ試せていないのですが、もう一つは試すことができました。ホワイトガソリンという燃料を使うアウトドアストーブ(暖房機ではなく、コンロのようなもの)です。20年くらいほったらかしにしていたので、ちゃんと火がつくとは思っていませんでした。多分、どこか錆びていたり、劣化して部品交換なんか必要だと覚悟していたのですが、びっくりするほどすんなり火がつき、とても綺麗な炎が出せました。これなら現役でも全然問題ありません。
様々なことから離れてブランクが長ければ長いほど、取り戻すのは大変で、キャンプ道具のように簡単に再生するというふうにはいきません。でも、私たちに与えられたキリストにある新しいいのちは、私たちの心や身体に依存するのではなく、イエス様のいのちに結びついているものですから古びてしまうことはありません。問題は、仕舞い込んでしまったものを引っ張り出して来るかどうかです。

“ですから、私たちは落胆しません。たとえ私たちの外なる人は衰えても、内なる人は日々新たにされています。” 2コリント 4:16

今日は小****さんの誕生日です。祝福を祈ります。

佐々木真輝

30年ぶりの勝利

みなさん、おはようございます。
興味のない人には申し訳ないですが、自動車レースの最高峰、F1で日本の自動車メーカーが唯一エンジンを提供しているチームのドライバーが年間チャンピオンになりました(重ねて言いますが、どうでも良いという人は気にしないでください笑)。30年ぶりということです(30年前はこれまた伝説のドライバー)。しかも最終レースの最後の周回で逆転して優勝を決めるという、とても劇的な勝利でした。この間、業績の低迷や不況、様々な事情から一時撤退していた時期もありましたが、再び参戦。それでも簡単に結果が出るわけはなく、前のチームでは成績が悪いとドライバーからもチームからもエンジンが悪いと愚痴られ、ほんとに酷かったです。しかし、今のチームでは基本的にリスペクトがあり、一緒に戦う精神があったことで持ち前の技術力、開発力が発揮されたように思います。
勝利には忍耐と努力が必要ですが、それだけなく、共に戦う仲間、結果が出ない時でも敬意を払う仲間が必要です。信仰の勝利はイエス様が与えてくださるものですが、この地上で生きていく中では(やはり負けることや後退することもあるので)一緒に歩んでくれる仲間と互いへの敬意、そして自分自身の信仰に立った忍耐と努力も必要です。

“ですからあなたがたは、現に行っているとおり、互いに励まし合い、互いを高め合いなさい。” 1テサ 5:11

佐々木真輝

いつものことを新しい心で

みなさん、おはようございます。
今日は花巻めぐみキリスト教会との講壇交換で、マーク宣教師がおいでくださいます。アドベントの時期の講壇交換というのは初めてかも知れません。マーク先生と打ち合せのメールをやりとりする中で、先週私が取り上げたのと全く同じ箇所をマーク先生が取り上げるつもりであることが分かりました。相談してマーク先生が別の箇所を取り上げることにしてくださったのですが、同じ箇所でもまた別な視点があったかも知れませんね。
この時期に取り上げる聖書箇所というのはわりとパターンになっているものです。救い主誕生についての預言とか、マリヤの受胎告知、ヨセフが御使いのお告げを受ける場面とかになりがちです。そして長く教会生活を送っていると「聞いたがことある」というメッセージになる場合もあるでしょう。でも、それこそが毎年繰り返すことの大事な面です。いつものことを新しい心で受け止め、人生の様々なステージや心持ちの中で、新たな意味合いが浮かび上がって来るものです。いつものことを新しい心で。そんなふうにしてこのアドベントの時期を送っていきましょう。

“モーセはイスラエルをみな呼び寄せて、彼らに言った。
聞け、イスラエルよ。今日、私があなたがたの耳に語る掟と定めを。これを学び、守り行いなさい。” 申命記 5:1

今日は****さんの誕生日です。祝福をお祈りいたします。

小さな言葉ですが

みなさん、おはようございます。
とある工作キットの部品が間違って送られて来たので、オンライン・サポートに「これこれ、こういう事情ですので、正しいものを送ってほしい」という連絡を入れました。その後、何の音沙汰もなく、果たしてメッセージは届いているのだろうかと心配しつつも、まあそのうち何か連絡があるだろうと思っていました。そうしたら、何の前触れもなく荷物が届き、中にはお願いしていた部品が。正しいものが届いたのは良いのですが、何の連絡もなく、「この度はご迷惑をおかけしました」くらいのコメントもなく、請求金額0円の納品書が同封されていただけでした。なんだかなあ。
特に謝罪を求めているわけではないけれど、信頼関係を保つために必要な小さな言葉の一つがあるかないかはとても大事ですね。商売だけでなく、人間関係もですし、何より、自分自身がそうした感謝やお詫びの心を言葉で伝えているかな、忘れていないかな、と思わされたのでした。

“親切なことばは蜂蜜。
たましいに甘く、骨を健やかにする。” 箴言 16:24

佐々木真輝

小さな傷

みなさん、おはようございます。
昨日、車の点検に行って来ました。14万キロ近く走っているのですが、まだ元気そうです(自分の体と同じで要注意のパーツはあります)。点検後、なじみの整備士の方がフロントガラスに傷があるようだと教えてくれました。跳ねた小石がぶつかってできた傷のようですが、表面だけなので、今のところ問題ないとのことです。ただ、冬は外気温と曇り止めのためにガラスを温めるため、温度差でちょっとしたヒビが一気に拡がることがあるので、注意しておく方が良いとのアドバイス。ついでにフロントガラスの構造や取りつけ方についていろいろと豆知識を教えてもらいました。ありがたい。
小さな傷が思いもしなかったような大きな災いや痛みを招くことがあるのは、私たちの心や信仰の歩みも同じですね。なかなか自分では気づかなかったり、気づいても軽く見て見過ごしたりしてしまうことがあるものです。

“私のうちに 傷のついた道があるかないかを見て
私をとこしえの道に導いてください。” 詩篇 139:24

今日は*****さんの誕生日です。祝福を祈ります。

佐々木真輝

2021-12-05 死の陰、希望の光

2021年 12月5 日 礼拝 聖書:イザヤ9:1-7

 先日、教会でもクリスマスの飾り付けをしました。夜、外から見た教会の玄関にはクリスマスツリーとささやかなイルミネーションがなかなか綺麗に見えます。

最近のLEDは性能が良いので、日中でも光っているのがよく分かります。でも夜になればますますはっきり見えますし、きれいさもだいぶ違います。教会の存在とクリスマスをアピールするためにも夜の間もつけています。

しかし、残念ながらイエス・キリストというこの世界に与えられた光は、必ずしもすべての人にはっきり見えるようではないみたいです。続きを読む →

似せられていく

みなさん、おはようございます。
たまにテレビでやる「ものまね」の番組をついつい見てしまいます。真剣に声や歌い方を研究して練習を重ねて本物に限りなく近い歌を聞かせてくれる人たちがいる一方、顔の一部がちょっとだけ似ているなんて人たちも出てきます。中でも気になっているのが、すでに解散した某アイドル・グループのそっくりさんたち。はじめは顔が似ている(実はそんなでもない)だけだったのに、そのうちグループで歌うようになりました。はっきり言って聞いてられないくらいへたくそだったんですが、何度も番組に出ているうちにちょっとずつ上達していることが分かり、それもまた面白く見ています。
ところで、私たちもキリストに似た者とされつつある者です。誰も私たちを見てイエス様と見間違えることはないでしょうし、生き方としてもイエス様そっくりとはなかなかなりません。でも「キリストに似た者」として歩み続けるなら、はじめはへたくそでも、だんだん上手になって、名実共にキリストに似た者となっていくに違いありません。

“愛する者たち、私たちは今すでに神の子どもです。やがてどのようになるのか、まだ明らかにされていません。しかし、私たちは、キリストが現れたときに、キリストに似た者になることは知っています。キリストをありのままに見るからです。” 1ヨハネ 3:2

今日は*****さんの誕生日です。祝福をお祈りいたします。

佐々木真輝

適切な時に

みなさん、おはようございます。
やろうやろうと思って、なかなか出来なかったことに、昨日ようやく取りかかれました。伸びすぎた庭木(コニファー類)の丈を詰めようというわけです。午前中は薬をもらうのとインフルエンザの予防接種があったので、午後からやりました。春先の方が良いんじゃないかと教えてくれる人もいましたが、まあ、仕方がありません。木の種類によって剪定に適した時期があるらしいので、本来はそれに従ったほうが良いですね。我が家の木はどうなるかな。
神様は私たちの「枝払い」をする時には、ちゃんとその後の成長に益するタイミングを見計らってくださるのではないかと思います。というのも神様の目的はただスッキリさせるためではなく、実を結ばせるためだからです。

“わたしの枝で実を結ばないものはすべて、父がそれを取り除き、実を結ぶものはすべて、もっと多く実を結ぶように、刈り込みをなさいます。” ヨハネ福 15:2

佐々木真輝

勝つための条件

みなさん、おはようございます。
土曜の夜、プロ野球の日本一を決める七連戦の第6試合が行われました。5時間以上という非常に長い試合となりましたが、両チームとも気迫のこもった戦いで、本当に素晴らしかった。結果はひいきのチームが20年ぶりの日本一になりました。個人的には嬉しい結果ですが、それにしても勝つっていうのはほんとうに大変なことだなあと思いました。
どんな勝利も一人で勝ち取るものではありません。野球やラグビー、サッカーのようなチームで戦う時はもちろん、個人で戦うスポーツでもチームやスタッフのサポートがありますし、チームワークが求められます。私たちクリスチャンも「勝利する」と約束されていますが、主イエス様の圧倒的な勝利があったとしても、私たちが日々の生活の中で勝利を味わっていくためには、個人プレーだけでなく、仲間(兄弟姉妹)の助けや応援が必要で、チームワーク(一致)が必要です。

“しかし、神に感謝します。神は、私たちの主イエス・キリストによって、私たちに勝利を与えてくださいました。” 1コリント 15:57

今日は礼拝のあとでクリスマスの飾り付けがあります(私は午後大船渡に行きます)。

佐々木真輝

2021-11-28 乾いた牧場

2021年 11月 28日 アドベント礼拝 聖書:アモス 1:1-2

 今日からクリスマスに備えるアドベントの期間に入りました。

クリスマスの物語に欠かせない登場人物に羊飼いがいます。ベツレヘムの郊外で野宿をしていた羊飼いたちが、救い主が生まれたという知らせと、御使いの大軍勢の賛美を目撃し、その言葉を確かめるためにベツレヘムの馬小屋に走ったのです。

羊飼いが救い主誕生の知らせの最初の受け手になったことには大切な意味がありますが、今日開いているアモス書も、そんな羊飼いが神の民への大切な知らせを受け取りました。続きを読む →