多趣味の効用

みなさん、おはようございます。
ここのところ、あれだけ夢中になっていた写真を撮ることがめっきり少なくなってしまいました。7月から8月にかけて趣味を生かした映像作品にだいぶ時間を使ったせいで、いっきに熱が冷めてしまったかのようです。その代わりに、今楽しんでいるのがアウトドア料理です。と言っても、実際に外でできることは少ないのですが、キャンプ用品を使ってご飯を炊いたり、簡単な料理をしたりと、これまた興味のない人には何が楽しいのかよくわからないようなことですが、よい気分転換になります。そのうちまたカメラをいじりだしたい気分になることでしょう。
多趣味さの効用は、のめり込み過ぎて逆にストレスになったりしないことです。仕事や使命は極めていく姿勢が大切ですが、気分転換の趣味の目的は極めることではなくあくまで気晴らしですから。皆さんに多趣味を勧めるわけではないので、一つの趣味を長くやっているのも、その人に合っていれば良いことです。神様が与えてくださった良いものは楽しみ、喜びとしましょう。

“に神は、すべての人間に富と財を与えてこれを楽しむことを許し、各自が受ける分を受けて自分の労苦を喜ぶようにされた。これこそが神の賜物である。” 伝道 5:19

佐々木真輝

長い時を経て

みなさん、おはようございます。
昨日、一本の電話がありました。隣町に住んでおられるというその方は、旧約聖書の読み方がわからないという相談の電話でした。その方は、40年ほど前に盛岡の牧師から聖書をいただき、それ以来、自分なりに聖書を読んで来たのだそうです。今も続いている「世の光」放送を聞いて、お手紙を送り、そこから教会に紹介があり、おそらくはW先生が届けてくれたようです。他にもいろいろとお話したいことがあったようで、しばらく電話でお話を伺いました。今の状況では教会に来るというのは難しそうでしたが、またお話しましょうということになりました。
人が福音に触れて、教会に電話一本かけるためにこんなにも時間がかかることがあるということを改めて覚えると共に、神様の働きは私たちが考えるよりもずっと息が長いということも気付かされます。期待をもって忍耐し、続けなければなりませんね。

“涙とともに種を蒔く者は
喜び叫びながら刈り取る。” 詩篇 126:5

今日は婦人会と祈祷会があります。

佐々木真輝

気分転換

みなさん、おはようございます。
なかなかまとまった休みを取れないので、昨日は牧師会が終わった後で河川敷の公園にいってうどんを作って食べました。まあまあの風がありましたが、お湯を沸かして待っている間、川の流れが太陽の光を反射してキラキラ光っている様子や、周りの家族連れやカップルの様子をぼんやり眺めたり、シラサギが何やらやっているのを見るだけで、ずいぶん気分転換になりました。
日の下に出る、風に当たる、森や林の中を歩く、川の流れを見る、夜空を眺める…。神様が備えてくださった、わりと身近にある自然は、私たちを無言で受けとめ、ことばなく私たちを励ましてくれるように感じます。ありがたいことです。

“山も丘も 義によって
民に平和をもたらしますように。” 詩篇 72:3

一昨日は***さん、昨日は*****くんの誕生日でした。遅ればせながら祝福をお祈りいたします。

佐々木真輝

2021-09-12 慰めよ、わが民を

2021年 9月 12日 礼拝 聖書:イザヤ40:1-8

 なくなってほしいと願いながら無くならないのが苦難や悩み。そして来なければ良いのにと思ってもやってくるのが死です。人間、生まれた時から苦難と死は避けられないものです。こう言ってしまうと夢も希望もない感じもしますが、むしろ、夢や希望は苦難や死があるからこそ価値のあるものです。

クリスチャンにとって希望は、単なる目くらましや気休めではなく、神の約束に基づいた確信です。希望を持つということは、約束してくださった神への信頼そのものです。

しかしながら、私たちが大きな苦難や痛みに直面する時、遠い将来の希望もほしいけれど、近い将来の、手に届く励ましや慰め、約束が欲しいというのも事実です。続きを読む →

誰かに伝える

みなさん、おはようございます。
昨日の夜で、今年度前期の神学校のクラスが終わりました。完全にオンラインだけでしたが、学んでくださった方々がそれぞれ何かを得てくださったことを嬉しく思いますし、自分たちの教会には直接の「見返り」が何もない、このような働きを祈って支えてくださる皆さんにも心から感謝しています。自分自身の中では、教えることを通して自分自身がさらに学ばされ、それが教会の働きにも反映されているというふうに感じているのですが、必ずしも眼を見張るような成果になるわけではないですからね。とにかくありがとうございます。
若い頃に先輩から言われたのは、人は教えることによってよく深く学び、本当に理解することができるようになる、ということでした。おおやけの場や大きな機会だけでなく、友だちに感動を伝える、という小さな、個人的なことであってもそれは同じです。教えること、伝えることは、相手のためにもなり、自分のためにもなります。

“しかし、イエスはお許しにならず、彼にこう言われた。「あなたの家、あなたの家族のところに帰りなさい。そして、主があなたに、どんなに大きなことをしてくださったか、どんなにあわれんでくださったかを知らせなさい。」” マルコ 5:19

佐々木真輝

喜びのほうを選ぶ

みなさん、おはようございます。
昨日、予約していた1回目のワクチン接種がありました。接種会場となった病院の入り口にはデカデカと「面会禁止」の張り紙があり、緊急事態宣言下にある都道府県名が張り出してあり、これらの地域からの院内への立ち入りも原則お断りとのこと。ああ、ずっとこんな緊張が続いているのだなあと、医療関係者のご苦労を思い、また少しでも顔を見たい、そばにいたいという患者と患者家族の間も引き裂かれたままなのだなあと、心が痛みました。そういえば最近、第一子が元気に誕生した盛岡のN君も、パパになったというのにすぐには会えなかったそうです。
そういう不便さは続きますし、ワクチンを打ったら大丈夫とうことでもなさそうですし、工夫したり、楽しんだり、ちょっと我慢したりしながら生きて行くしかないですね。そういうのは、べつにコロナとか関係なく、人生はだいたいそういうものかもしれません。文句を言いながら生活することも、楽しみを見つけながら生きるのも、私たちの信仰と心のありよう次第です。そして喜びを選ぶ方が、私たちにとって断然良いことです。

“最後に、私の兄弟たち、主にあって喜びなさい。私は、また同じことをいくつか書きますが、これは私にとって面倒なことではなく、あなたがたの安全のためにもなります。” ピリピ 3:1

今日は婦人会と祈祷会があります。

佐々木真輝

任せるとは

みなさん、おはようございます。
一年近く担ってきたある役割を今月から別の人に任せることにしました。その人の仕事ぶりを見ていろいろ思うことはありますが、任せた以上、本質的に間違ったことでない限り口出ししちゃいけないなと自粛しています。
イエス様は、ご自身の働きとことばを教会に、つまり私たちに任せてくださいました。これはもう、とってもすごいことです。イエス様がやったほうが絶対うまく行くのに、不完全で間違いも多く、「証しにならないこと」も結構しでかしてしまう私たちに大事なことを任せませました。その上、いちいち口出ししたりせず、聖書を通して私達自身が自分で点検し、考え、より良くできるようになることを期待してくださってもいます。ほんとにすごいことです。

“自分に委ねられた良いものを、私たちのうちに宿る聖霊によって守りなさい。” 2テモテ 1:14

佐々木真輝

迷えるときに

みなさん、おはようございます。
土曜日のりレフ―フォーライフの生配信が終わり、教会に戻って機材の片付けをしている時に、玄関の方から何やら話し声が聞こえて来ました。掃除に来ていたOさんが、雨でずぶ濡れになった若いお母さんとお子さんたちを見かけたので、中に入れてあげたというのです。「何か大きな事情を抱えて行き場を失った母子?」などという考えが一瞬よぎりましたが、車を置いた駐車場の場所がわからなくなって迷っていたということです。大きな荷物は教会において、とりあえず雨の中一緒に駐車場を探し当て、何とか帰る事ができました。探している間、学校前と思しき娘さんの話し相手になりつつ、お母さんは心配そうな表情でしたが、車を見つけてホッとしていました。
迷った時、特に行きたい場所ははっきりしているのに、どう行ったらいいかわからない時は本当に困るし、不安になります。現実の道順だけでなく、人生の道のりでもそうです。そんな時に一緒に探してくれたり、一緒に歩いてくれる人がいたら相当安心ですね。イエス様はもちろん共にいてくださる方ですが、同時に、イエス様は私たちが互いのための同伴者になるようにと願っているのだと思います。

“あなたがたが互いに愛し合うこと、わたしはこれを、あなたがたに命じます。” ヨハネ 15:17

昨日は****さん、****さんの誕生日でした。遅ればせながら祝福をお祈りします。

佐々木真輝

2021-09-05 地上では旅人

2021年 9月 5日 礼拝 聖書:ヘブル11:13-16

 先日、東京にいる友人牧師から一冊の本が送られて来ました。毎年夏には秋田にある小さな無牧の教会のために車で奉仕に来られ、帰りには必ず北上によってくださって一緒にお昼ごはんを食べるのが習慣になっていましたが、去年も今年もそれが叶わず、寂しいなあと思っていましたが、慰められる思いでした。

いただいた本は、その友人牧師の教会で長年奉仕された名誉牧師で95歳になる宣教師が教会の60周年を記念して使徒信条について書いたものです。

その本の序文にこんな一文がありました。「人生は長い旅路。キリスト者にとって、それは、御国の故郷に向かう、巡礼の旅です。「信仰こそ旅路を導く杖」私たちは、賛美歌270版でそう歌います。旅路の終わりに近づいた今、振り返ってみますと、私の人生も、私自身も、信仰によって築かれてきたと言うことができます。私の信仰は多くの方々の信仰によって育まれてきました。その方々に、心から感謝いたします。同時に、信仰は神様からの賜物(ギフト)です。そして、その土台が神様のみことばです。」続きを読む →

くれぐれも

みなさん、おはようございます。
昨日、大分県のある教会で大規模なクラスター感染があったことが報道されました。一部の人たちがマスクをはずして合唱していた(賛美していたのかな)ということで、45名以上が感染したそうです。どれくらいの密集ぐあいだったのか、どれだけの人がマスクを外していたのか、ワクチン接種が進んでいたのか、換気はどうだったのか、どれも明らかではないので比べることはできませんが、私たちも含め、どこでも起こり得ることです。そして問題になっている音楽フェスと同じような扱いで非難を受けることになるでしょう。ですので、教会にいらっしゃる方は、ちょっとでも体調に変化があったら自宅にとどまること、マスクも手作りマスクや布マスクやウレタンマスクではなく不織布のマスクをつけるようにしましょう。また自分の住んでいる地域を超えて行き来があった時は注意深く判断しましょう。とくに緊急事態宣言やまん延防止措置が出されている地域に行ったり、そこから来た人との接触があったときは特にそうです。
みんながオンラインでつながれるわけではないので、集まっての礼拝をやめたりはしませんが、ワクチンを打ったことを過信せず、自分のため周りの人やその家族のために行動しましょう。もちろん集まることを控えご自宅で礼拝を守る方も主が恵んでくださいます。

“何事も利己的な思いや虚栄からするのではなく、へりくだって、互いに人を自分よりすぐれた者と思いなさい。” ピリピ 2:3

今日の午後3時からリレー・フォー・ライフのYouTube生配信があります(これもオンラインのみになりました)。
リンクはこちらです。

お時間の許される方はぜひ。邦子さん、光代さん、宏美さんが出演するゴスペルフラは生配信の時しか見られません!
私は配信のオペレーションをしますのでちゃんとできるようにお祈りください。

佐々木真輝