重い雪の下で

みなさん、おはようございます。
皆さん実感しておられるとおり、今年はここ数年の間ではかなり雪が多い年になっています。教会の周りの雪を置く場所もなくなりつつあり、お隣の病院との間にある細長い「庭」になんとか積み上げていますが、何度も積み上げられた雪の重みで、アジサイやカルミアのような低木がどんな状態になっているかけっこう気がかりです。昨日の夜、非常階段から目に入った裏のキンモクセイも雪の重みで変なふうに枝が思いっきりたわんでいました。でも恐らくそんなことで木々が死んでしまうことはありません。地面の下で春の日差しを待っている他の草花は、いつもより冬が長いと感じているかもしれませんが、きっと何事もなかったかのようにちゃんと花を咲かせるに違いありません。
いのちの力、しなやかさには驚かされます。毎日の雪かきで疲れた時も、コロナ禍で心が塞ぎがちなことも、自分の健康や家族の悩みで心が弱ることもあるでしょうが、いのちの源である主につながっている限り、なんとか生き延び、あるいは驚くほどの輝きを取り戻し、再び花を咲かせることもあるでしょう。

「神の国はこのようなものです。人が地に種を蒔くと、夜昼、寝たり起きたりしているうちに種は芽を出して育ちますが、どのようにしてそうなるのか、その人は知りません。」 マルコ4:26-27

佐々木真輝

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