みなさん、おはようございます。
昨日は忘れてはならないことについて書きましたが、私たちの人生には思い出したくないこともありますね。心に深い傷をもたらしたような出来事は、できれば忘れたいし、思い出したくありません。それを思い出させるような人とも会いたくないし、場所にも行きたくないし、似たような場面に遭遇すればめちゃめちゃ心拍数が上がります。ただ、それを放っておいても自然に消えるわけではありません。
私の場合、その出来事と直接向き合うというより、様々なかたちで間接的にとか、さらっとかするように向き合わされました。そして、その出来事を通して味わったことが苦しみばかりではなかったことに気づかされたり、その時には見えていなかったことが見えるようになったりして、少しずつ「苦しみをもたらした物語」から「恵みもあった物語」に入れ替わっていきました。悲しい気持ちがすっかりなくなったわけではありませんが、忘れたいとか思い出したくないというほどではなくなりました。神様は悲しむ私たちをそのままにしないで、喜びを取り戻させてくださいます。
“シオンの嘆き悲しむ者たちに、
灰の代わりに頭の飾りを、
嘆きの代わりに喜びの油を、
憂いの心の代わりに賛美の外套を着けさせるために。
彼らは、義の樫の木、
栄光を現す、主の植木と呼ばれる。” イザヤ 62:3
今日は婦人会と祈祷会があります。
佐々木真輝