みなさん、おはようございます。
昨日の朝、Kさんから母国におられる3番目のお兄さんが新型コロナに感染し、思わしくない状態だということで、祈って欲しいとの連絡がありました。ついこの間、お兄さんを、その前にはお姉さんを亡くされたばかりですから、心中察してあまりあります。もちろん、いちばん苦しい思いをしているのは病気と闘っている本人なのですが、家族にとっても辛い経験です。私自身、祈る以外に出来ることがほとんどなく動揺してしまいました(動揺していたことは後で分かったことです)。
なかなか整理しきれない苦しい胸の内を具体的なことは伏せつつ、気持ちや考えをSNSで吐き出したら、いろんな方が共感してくださいました。コメントを読んでいると、心にフタをしていたのがちょっと外れていろんな感情が溢れて来ます。悲しさとか怒りとか、悔しさとか。そこで初めて、実はかなり動揺していたことが自覚できました。そして共感してもらうことでだいぶ救われました。悲しむ者とともに悲しむとは、必ずしも一緒に泣くことではなく、苦しくても相手の感情を受け止めていく静かで忍耐と寛容さを要する深い関わりだなあと思わされました。
“喜んでいる者たちとともに喜び、泣いている者たちとともに泣きなさい。” ローマ12:15
佐々木真輝