みなさん、おはようございます。
石巻におられる知り合いの牧師が、キリシタンの足跡を訪ねて北上に来ていたとのことでした。お会いすることはかないませんでしたが、その後、訪問の様子を聞かせてもらいました。今回は特に、後藤寿庵の最期の地と言われる岩崎のあたりを訪問したようです。これまでも東北の各地を訪ね歩いて、キリシタン時代の学びを続けておられ、いろいろと貴重な資料も送ってくださいました。
中学や高校の頃は歴史が苦手でした(とにかく年号が覚えられなかった)。それが変わったのは神学生の時代にキリスト教の歴史を勉強するようになってからでした。単に歴史上の出来事を知るということではなく、それぞれの時代に生きた人たちが直面した困難や悩み、神様が彼らのためになさった御わざを知ることです。それはとりもなおさず、今の私たちの生きている時代、世界で神様がなさろうとすることを知り、また希望を持てることをも教えてくれるわけです。
“私は 主のみわざを思い起こします。
昔からの あなたの奇しいみわざを思い起こします。” 詩篇 77:11
佐々木真輝