死の陰の谷を歩むとしても

みなさん、おはようございます。
昨日は午後から4回目のワクチン接種に行って来ました。一定の効果はあるらしいのですが気持ちの上では「念のため」という程度です。それはともかく、注射のあと、少し時間があったので『大災害の神学』という本を開きました。しばらく前に買っておいたのですが、なかなか読む時間がなかったので、一気に読みました。以前行われたシンポジウムの講演がそのまま本になったので、すでに知っている内容ではありますが、改めて読むことでいろいろ考えさせられます。
一番心に残ったことは、古代のクリスチャンたちは自然災害や疫病に直面したときに、被害を受け悲しんだり嘆くことがあるからといって、それが神の愛や救いを疑う理由とは考えもしなかったということです。そんな考え方をするようになったのは自然はコントロールできると非現実的な期待を抱くようになった近代以降のことだそうです。なるほどなと思います。案外私たちは勝手に思い描いた神様像、自然像に振り回されているのかもしれません。

“たとえ 死の陰の谷を歩むとしても
私はわざわいを恐れません。
あなたが ともにおられますから。
あなたのむちとあなたの杖
それが私の慰めです。” 詩篇 23:4

佐々木真輝

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