ソメイヨシノの危うさ

みなさん、おはようございます。
ご存じの方も多いと思いますが、桜の代表的な品種のソメイヨシノは接ぎ木で増やし続けたもので、ほとんどの木が同じ遺伝子情報を持ついわばクローンのようなものです。同じ遺伝子情報を持つということは、何かの病気が流行ったりすれば一気に拡がってしまう可能性があるということで、実際そうした被害もあると聞きます。そのため最近はよく似た別の品種に置き換えようという動きもあるようです。
多様性があることは環境の健全性にとってとても重要です。人間の社会、共同体も同じで、多様な感じ方、考え方、ものの見方があることで不完全な私たちが他の人の見方を取り入れたり、話し合ったり、学び合ったりすることで真理に近づいたり、知恵を得たり、間違いに気付いたりします。家族も教会も社会も、いろんな人がいることで難しい場面もありますが、良いことのほうがずっと多いのです。

“一つのからだには多くの器官があり、しかも、すべての器官が同じ働きをしてはいないように、大勢いる私たちも、キリストにあって一つのからだであり、一人ひとりは互いに器官なのです。” ローマ 12:4-5

今日は****君の誕生日です。祝福を祈ります。
いつものように婦人会と祈祷会があります。

佐々木真輝

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