2025年 5月 18日 礼拝 聖書:使徒の働き16:23-34
先週は「母の日」でした。ご存じの方もおられると思いますが、「母の日」の由来は、一人のアメリカ人クリスチャンが、お母さんが亡くなった時に、教会で聞いた「あなたの父と母を敬え」という教えを思い出し、お母さんへの感謝の気持ちを表す方法はないかと考え、追悼会を開き、来られた方々にお母さんが好きだった白いカーネーションを配ったという出来事が始まりです。
聖書においては、家族は非常に大切なものとして扱われています。そして聖書は、救いの恵みというものを、個人のものとしてというより、家族にまで及んでいくものとして描いています。
今日開いている聖書箇所には、有名なピリピの看守が登場し、看守に対するパウロの言葉として「主イエスを信じなさい。そうすれば、あなたもあなたの家族も救われます」という有名な聖句が出てきます。ある人はこの言葉を神の約束だと信じますが、また一方でなかなか変わらない状況に失望する人もいます。聖書はいったいどういう意味でこの言葉を記しているのでしょうか。続きを読む →