3回にわたって献金についてまとまったお話をしていますが、今日はその最後の回になります。
これまでカインとアベルのささげ物の物語、アブラハムがメルキゼデクに十分の一を与えたことを中心に、ささげ物の大切な意味、十分の一の精神は何かということを見てきました。ささげ物は神様の恵みと祝福の中にあることへの感謝と、これからも主が支えてくださることへの信頼を表す礼拝そのものでした。また、すべて与えられたものの一部は神のものであり、そのささげ物を通して地上での神のみわざがなされることを見てきました。
十分の一という律法は新約時代は無効になったとはいえ、献金はしてもしなくても良いもの、余裕があればしたらいいようなものではありません。今もなお、私たちは神の恵みの中を生かされているのであり、私たちのささげ物をとおして主はご自身の御わざをなさろうとしているのですから、喜んでそのわざに加わっていきたいものです。続きを読む →