戦国時代末期から江戸時代に、キリスト教、当時のキリシタンへの弾圧が厳しくなり、隠れキリシタンと呼ばれる人たちが表面上は普通の人として暮らしながら、密かにキリスト教信仰を保って来ました。普通の人として暮らす、ということは江戸時代に確立した檀家制度の中に身を置き、仏教徒として暮らしながら、秘密の礼拝の場所、祈りのための道具、祈りの言葉などをごくごく限られた者たちの間で守り、伝えて来たということです。
今の日本ではそこまでの弾圧はありませんから、キリスト教信仰を持ってるからといって牢屋に入れられたり、3世代にわたって警察に監視されるなんてこともありません。それでも、多くの人から、友だちや職場で、自分がクリスチャンであることや教会に行っていることを積極的には話さないという声を聞きます。続きを読む →