みなさん、おはようございます。
昨日、家内が生の筍をいただいてきたということで、家に帰ったらアク抜きをしていました。筍のアクの正体は成長に欠かすことのできない成分が時間の経過とともに変化してえぐみの成分になってしまったものだそうです。ぐんぐん伸びて竹に成長していくための源が筍の穂先にたくさん集まっているのですから、あのえぐみは元々筍のいのちの力そのものだったということができます。そしてなぜかアク抜きの必要な野菜や山菜は、ほんとに美味しくばけますね。
よく「アクの強い人」という言い方をすることがあります。あまりいい意味では使われません。でも、もしかしたらその背後にはすごい力や良い個性が秘められているのかもしれません。強すぎる個性や一見弱さに見えることの裏側にある別の強さが、イエス様の恵みによって活かされるなら本当に素晴らしいことです。
“彼は、以前はあなたにとって役に立たない者でしたが、今は、あなたにとっても私にとっても役に立つ者となっています。” ピレモン 1:11
佐々木真輝