あえて野の花を見る

みなさん、おはようございます。
昨日はほんとうに驚きのニュースに心がざわついていました。夜家に帰ってテレビをつければそのニュースばかり。銃撃される場面や犯人が取り押さえられる場面が何度も繰り返され、一般市民から各界の要人たちまでの悲痛な表情でのコメントが何度も流れます。確かに痛ましい事件です。でも関心を持つことと、刺激を受け続けることは別問題です。災害や犯罪などの刺激的な映像を繰り返し見ていると、たとえ「ながら見」であっても知らず知らずのうちに相当なストレスを受けることになります。どうぞお気を付けください。
ローマの支配や社会的な不平等の中で苦しみ、明日のことを心配している人々にイエス様は「野の花を見なさい」「空の鳥を見なさい」と言われました。悲惨な世界に生きる私たちに、あえて草花や小さな生き物に眼を向けさせ、そこに表されている神の恵みに希望と慰めを得るようにと教えてくださったのだと思います。

“草花がどのようにして育つのか、よく考えなさい。働きもせず、紡ぎもしません。しかし、わたしはあなたがたに言います。栄華を極めたソロモンでさえ、この花の一つほどにも装ってはいませんでした。” ルカ 12:27

佐々木真輝

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