光に照らされて

みなさん、おはようございます。
昨日の夜、花巻の童話村まで出かけてきました。数年前から宮沢賢治の生誕120年を記念して始まったライトアップが今年も行われていることは知っていました。ただ、今年は同時に花巻の伝統工芸である和傘も美しくライトアップされ展示されているということで、こちらをメインに観に行こうと出かけたわけです。和傘の骨組みの精密さや和紙を使った傘の色彩や絵柄がライトに照らされてより際だって見えます。
光が当たると醜いものがあればそれを暴き出しますが、美しい色や姿形があればその美しさを表し際立たせます。光であるイエス様も同じようです。私たちを照らす光は私たちの罪深さや闇の深さを明らかにもしますが、神のかたちとして造られた、一人一人が神に愛された特別な存在としての美しさも見えます。

“悪を行う者はみな、光を憎み、その行いが明るみに出されることを恐れて、光の方に来ない。しかし、真理を行う者は、その行いが神にあってなされたことが明らかになるように、光の方に来る。” ヨハネ福 3:20-21

今日は****さんと****さんの誕生日です。祝福を祈ります。

佐々木真輝

2022-09-04 私たちの交わりの回復

2022年 9月 4日 礼拝 聖書:使徒の働き2:37-47

 人生の悩みのほとんどは人間関係の問題です。生まれて間もない赤ちゃんもお母さんから引き離されお父さんの手にわたされることに不安を覚えささやかな抵抗をします。子ども時代から大人へと成長する中で関わる人は増え、親しい友と出会えることもありますし、新しいグループの中での自分のポジションに悩んだり、特定の人との関係が上手くいかなかったりもします。

大切な人が出来て結婚してもそれは幸せのゴールではなく、全く新しい人間関係の悩みのスタートでもあります。続きを読む →

大歓迎

みなさん、おはようございます。
昨日三日ぶりに家に戻ると、ワンコたちの大歓迎を受けました。代わる代わる遊んでもらったり、撫でてもらおうと争うように(というかほんとうに争って)寄って来ます。「かんべんして〜」となるほどですが、嬉しいものです。ひとしきり遊ぶと、あとはいつも通りなのですが。
子どもの頃は三日も学校を休めば久しぶりに会う友だちとの再会はとても嬉しかったですが、大人になると、そこまでの感激は感じなくなってしまいます。礼拝だけが神様に「お会いする」場ではありません(神様はいつでも私たちと共にいてくださいますから)。それでも週に一度はそのような心持ちで礼拝に集うはずの場ですが、慣れちゃうと、そんな新鮮な感動や感激が失われがちです。初めのころの「ドキドキ」とまったく同じとはいかないかもしれませんが、お会いする静かな喜びを感じ取れますように。

“それゆえ 敬虔な人はみな祈ります。
あなたに向かって あなたがおられるうちに。
大水は濁流となっても 彼のところに届きません。” 詩篇 32:6

佐々木真輝

恩返し

みなさん、おはようございます。
昨日の朝オンラインで行われた会議で青森の豪雨被害とその地域で諸教会が取り組んでいる支援活動の様子をお聞きしました。11年前の大震災の時にいちはやくかけつけてくださった先生たちの教会が被災した方々の支援にあたっています。青森県内のいくつかの教会や数名ですが日本の各地からボランティアにかけつけ、床上浸水した家々の泥だしや片付けに取り組んでいるそうです。岩手からも少しずつ支援に動き始めています。
受けた恩は他の誰かに送る、という「恩送り」のことは時々口にしてきましたが、受けた相手が助けが必要になったらちゃんと恩返しをするのは当然のことです。彼らと全く同じことは出来ないかも知れませんが、出来ることでお返しをする時が来たと思っています。

“このように労苦して、弱い者を助けなければならないこと、また、主イエスご自身が『受けるよりも与えるほうが幸いである』と言われたみことばを、覚えているべきだということを、私はあらゆることを通してあなたがたに示してきたのです。」” 使徒 20:35

今日は****さんと****さんの誕生日です。祝福を祈ります。
また今日の婦人会と祈祷会は都合によりお休みになります。

佐々木真輝

おしみなく

みなさん、おはようございます。
昨日、車の点検でしたので、いつものお店に持って行ったのですが、いつものようになじみの整備士の方が担当してくださいました。終わった後で、「勝手にサービスしておきました」と言われ、保管しておくべきちょっとした部品を手渡されました。ちょっとピンとこなくて「何だろうなあ」と思っていましたが、良く見れば外見がちょっとカッコ良くなっています。いやいや、これはちょっとしたサービスというレベルではありません。
そういえば、ここのところ野菜や桃や高級そうな食品などをいただく機会が多く、ほんとうに有り難いなあと思っています。「たくさん作っているから」とか「お世話になっているから」と言ってくださいますが、その惜しみなさに教えられます。誰かに仕えるとき、与えるとき、贈るときは自分も惜しみなく、気持ち良く、心からしたいものだと思わされました。

“彼らの満ちあふれる喜びと極度の貧しさは、苦しみによる激しい試練の中にあってもあふれ出て、惜しみなく施す富となりました。” 2コリント 8:2

今日は****さんの誕生日です。祝福をお祈りします。
私は仙台に出張です。運転だけでなく、新型コロナの感染からも守られるようお祈りください。

晴れ間

みなさん、おはようございます。
夏らしい日があまりないうちにいつの間にか夏が終わった感じがして、天気予報を見てもずっと雨マークや曇りマークが続いています。残暑の厳しさを免れているとは言えるので、有り難い面もありますが、作物の生長に悪い影響がなければいいなとか、あちこちで聞かれる水害がひどい事にならなければ良いなとか、気がかりなこともあります。それだけにちょっとした晴れ間はとても嬉しく、気持ちがいいです。
人生も雨が降ったり晴れたり。天気と同じで自分の力ではコントロールできません。ただし、雨の日のために傘を用意しておけるように、対処はできますし、より周到に準備すれば災害級の雨でも生き延びることができます。晴れの日にはその幸いを喜び、感謝し、私たちの目にどのように映ろうとも、すべてが神様の御手の中にあることをしっかり心に留めましょう。

“順境の日には幸いを味わい、
逆境の日にはよく考えよ。
これもあれも、神のなさること。
後のことを人に分からせないためである。” 伝道 7:14

今日の礼拝では東久留米の森本泰三先生がメッセージの奉仕をしてくださいます。午後は大船渡の礼拝です。

佐々木真輝

聞き耳

みなさん、おはようございます。
夕べ、遊び終えたワンコたちがようやく静かになってまったりしていると、テレビの画面から犬の鳴き声が聞こえて来ました(動物の子どもたちの番組をやっていました)。不安そうなその鳴き声に、我が家のワンコたちがすぐさま反応し、がばっと起きて耳をピンと立てて玄関の方を見ています(方向的には真逆なんですけど)。誰が来るのか?敵か、味方かを見定めようとするかのようにしばらくそうしていました。
さっきまでスヤスヤ寝ていたのに、テレビの音だってそんなに大きくはなかったのに、すごいなあと思いながら、私たちは神様の静かな語りかけをちゃんと聴き分け、反応しているだろうかと思いました。皆さんはいかがですか。

“主が来て、そばに立ち、これまでと同じように、「サムエル、サムエル」と呼ばれた。サムエルは「お話しください。しもべは聞いております」と言った。” 1サムエル 3:10

今日と明日、全国放送伝道懇談会がオンラインで開催されます。婦人会と祈祷会はお休みになりますが、トーンチャイムの練習が行われます。

佐々木真輝

昔の出来事

みなさん、おはようございます。
石巻におられる知り合いの牧師が、キリシタンの足跡を訪ねて北上に来ていたとのことでした。お会いすることはかないませんでしたが、その後、訪問の様子を聞かせてもらいました。今回は特に、後藤寿庵の最期の地と言われる岩崎のあたりを訪問したようです。これまでも東北の各地を訪ね歩いて、キリシタン時代の学びを続けておられ、いろいろと貴重な資料も送ってくださいました。
中学や高校の頃は歴史が苦手でした(とにかく年号が覚えられなかった)。それが変わったのは神学生の時代にキリスト教の歴史を勉強するようになってからでした。単に歴史上の出来事を知るということではなく、それぞれの時代に生きた人たちが直面した困難や悩み、神様が彼らのためになさった御わざを知ることです。それはとりもなおさず、今の私たちの生きている時代、世界で神様がなさろうとすることを知り、また希望を持てることをも教えてくれるわけです。

“私は 主のみわざを思い起こします。
昔からの あなたの奇しいみわざを思い起こします。” 詩篇 77:11

佐々木真輝

勝利を祝う

みなさん、おはようございます。
昨日の甲子園決勝戦で仙台育英が勝利し、高校野球が始まって以来(104年だそうです)ようやく東北地方のチームが優勝しました。堂々たる試合運びで、こういうチーム作りや戦い方がこれからの高校野球の一つのモデルになるんじゃないかとさえ思いました。監督や選手たちの勝敗を超えたがんばりやコメントにも感動しましたが、東北の人間として素直に勝利を喜びました(テレビの前で涙ぐんでしまいました)。
長い間「やっぱり東北のチームに優勝は無理かも」と言われながらも長年待ち望んだ勝利がこんなにも嬉しく、感動を巻き起こすものだとしたら、私たちが天の御国に行ったときに味わう勝利の喜びはいったいどれほどのものなのでしょうか。いろんなことが報われ、がんばりをたたえ合い、勝利してくださったイエス様をみんなで祝う日を待ち望んでいます。

“しかし、これらすべてにおいても、私たちを愛してくださった方によって、私たちは圧倒的な勝利者です。” ローマ 8:37

佐々木真輝

食欲不振

みなさん、おはようございます。
私のことではなく、わがやのワンコのことです。昨日の朝、いつものように朝ご飯をあげたのですが、なんだか食べるスピードがふだんの10倍くらいゆっくりです。ちょっと口に入れてはしばらく噛んでから飲み込み(いつもならよく噛みもしないでガツガツいくのです)、ちょっとためらってから次の一口。そうやってずいぶん時間をかけて三分の二くらい食べたところで食べるのを止めてしまったのです。こんなことまずないので本当に心配しました。とりあえず様子を見ることにしました。日中もとくに異常なところはなく、夕方のご飯の時には普段通り食べていたそうなので、一時的なものだったようです。
誰でも原因が良く分からないけれど元気のないとき、調子の悪いときがあります。すぐに病院にいったほうが良い場合はもちろんありますが、様子を見ていい時もあります。ただ、様子を見るのは放置することではないので、とにかく小さな変化を見逃さないことも大事です。失敗も含めたさまざまな経験を通して知恵も身につきますし、他人のアドヴァイスが役立つこともあります。

“知恵のある者は聞いて洞察を深め、
分別のある者は導きを得る。” 箴言 1:5

佐々木真輝