鉄は熱いうちに

みなさん、おはようございます。
先日、家族で休みを合わせて県内某所にある刀鍛冶の工房へ体験見学に行ってきました(別に場所は秘密じゃないですけど)。すでに気温が30度を超えていましたので、鉄を鍛錬するために火を起こすと室内は50度くらいになるよと脅かされたのですが、せっかくなのでぜひとお願いし、真っ赤に焼けた鉄を重いハンマーで叩き延ばす作業を体験しました。「鉄は熱いうちに打て」との諺どおりですが、ちょっと叩いたくらいでは鉄は鍛えられないので、「はいもっと叩いて!ぜんぜん延びてないよ」と発破を掛けられっぱなしでした。
鍛錬という言葉はもともとは鍛冶の用語です。鍛錬によって鉄は単に硬くなるのではなく、強さと粘りを併せ持ち、余分なものがはがれ落ちていきます。だから武術の修練や技術を鍛えることにも用いられるわけですが、私たちの信仰や人格の成熟や働きの熟練もまた、試練や苦難の中でなお神様に信頼し、示された道に生きようと心を定め歩み続けることで鍛えられるのだなと改めて実感した次第です。

“肉体の鍛錬も少しは有益ですが、今のいのちと来たるべきいのちを約束する敬虔は、すべてに有益です。” 1テモテ 4:8

今日は****さんの誕生日です。祝福を祈ります。

佐々木真輝

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