季節のリズム

みなさん、おはようございます。
昨日、墓園の様子を見に行って来ました。一番心配だったのは除雪車によって外構が破損していないかでしたが、見落としがなければ、大丈夫そうでした。雪囲いをした植栽もほとんど大丈夫でした。いちじくの樹皮が盛大にはがれていたのが気になりましたが、原因は分かりません。納骨堂の中も点検して異常がないことを確認し、帰ろうとしたところ、クロッカスが数株花を咲かせているのを見つけました。教会のフクジュソウも咲いていますが、早春の花を見ると、ほんとに春が来たんだなと実感します。
教会のカレンダーには入れていませんでしたが、今度の日曜日、礼拝後に行ける方々で雪囲いをはずす作業をしたいとおもいます。冬には冬の備えがあり、春には春の仕事があります。毎年同じことを繰り返していますが、季節のリズムと考えればそれも楽しいものです。何か、神様の息遣いを感じながら歩ませてもらっているような気さえしてきます。

“地には花が咲き乱れ、刈り入れの季節がやって来て、山鳩の声が、私たちの国中に聞こえる。” 雅歌 2:12

佐々木真輝

神様が与えてくださったもので

みなさん、おはようございます。
日曜日に家に帰ると、ちょうどテレビで深夜から夕方に放送時間が変わったローカルな番組が流れていました。岩手県内のいろいろなお店を紹介する、結構お気に入りの番組です。その中で先日(でもないか)お店を再開したMさんの水曜屋さんが紹介されていました。再開にこぎ着けるまで相当苦労した話しは聞いていましたので、本当に良かったです。開店以来ずいぶん忙しいようですが、さらにテレビの効果も加わるのでしょうか。
こういう仕事を始めたり続けたりするのにはきっと人知れぬ苦労も伴いますが、結果として誰かが喜び幸せになれるようなまっとうなことが出来る自由があるというのは本当に幸いなことだなと思わされます。私にはクッキーやパンで誰かを幸せにする技術はありませんが、神様が私に与えてくださったもので誰かに希望や喜びをもたらせたらそれにまさる幸いはありません。そういう自由や機会を奪われ、逃げ惑う人たちのことが頭にちらつき、晴れ晴れとした気持ちになかなかなれないのですが、でも与えられているものは感謝して喜びたいです。

“それぞれが賜物を受けているのですから、神の様々な恵みの良い管理者として、その賜物を用いて互いに仕え合いなさい。” 1ペテロ 4:10

佐々木真輝

2022-04-03 平和は訪れるのか

2022年 4月 3日 礼拝 聖書:イザヤ58:6-12

 新年度に入り、新しい歩みが始まった方もおられます。お仕事をしておられる方は配置転換があったり、新人が入って来たりしたかもしれません。4月からは成人に関する法律が施行され、18歳から成人として扱われることになり、これからどんな社会になっていくのかちょっと想像がつきませんが良いほうに向かって欲しいとは思います。

そんな期待と不安が入り交じる新年度ですが、先週あたりから、新型コロナも第七波が始まっているのではないかと言われるようになり、もういい加減疲れたなあと感じているかも知れません。続きを読む →

怒りのマネジメント

みなさん、おはようございます。
アメリカで最も権威あると言われる映画賞の式典で、盛り上げ役で登場したコメディアンが会場にいた有名俳優の奥さんの髪型をネタにジョークを言い、それを聞いた俳優が激怒して壇上に上がって平手打ちをしてしまうという事件がありました。わりと好きな俳優さんだったのでショックでした。例のコメディアンのジョークも酷いなと思いますし、腹がたったその気持ちは分かるような気がします(私も短気なところがあるので)。あの会場でジョークに笑ってしまう関係者の無神経さにも腹が立ったかもしれません。でもその怒りを暴力で表してしまうことはやはりダメです。
怒りは正義の感覚とともに神様が私たちに与えてくださった感情です。怒り自体は罪ではありません。問題は怒りを表現する時に罪と結びついてしまうことです(たとえば殴ってしまうような)。怒りを表現しないことにも問題が残ります(本人も自覚できないほど深い恨みとなる等)。大事なことは怒りを押し殺すのではなく、爆発させるのでもない、適切な表し方を身につけ、コントロールできるようにすることなのですが、これは相当意識し、訓練して身につけていく必要があることです。私にも未だに後悔している場面があります。神様の助けを祈ります。

“怒っても、罪を犯してはなりません。憤ったままで日が暮れるようであってはいけません。” エペソ 4:26

ワクチンの副反応は予想の範囲内でしたが昨日の午後から動けるようになりました。少し遅くなりましたが30日は****美さんの誕生日でした。祝福をお祈りいたします。

佐々木真輝

桜の便りはもう少し先

みなさん、おはようございます。
東京あたりの人たちが満開の桜の写真をSNSにあげているのを観ると「早いなあ」「いいなあ」とちょっとうらやましくなります。とはいえ、あと3週間くらい待てばこのあたりでも桜が観られるはず。楽しみにしましょう。だいぶ暖かくなりましたが、まだ最低気温が氷点下の日もあるようなので、体が慣れるのに手間取るかもしれませんが、気をつけて過ごしましょう。
花が咲く時期は種類や土地によってだいぶ異なります。同じ街であっても、日の当たり具合や地形で大分差が出るものです。そんなふうに私たち一人一人には違いがあり、良さが輝く時、実を結ぶときにもそれぞれ神様の備えてくださる時があります。焦らず、比べず、太陽の光をたっぷり受けるように、神様の愛とみことばをしっかり受け止めて歩みましょう。

“時が来れば、ヤコブは根を張り、
イスラエルは芽を出し、花を咲かせ、
世界の面を実で満たす。” イザヤ 27:6

今日は三回目のワクチン接種です。二、三日は体調を見ながら慎重に過ごすつもりです。

佐々木真輝

新年度に期待すること

みなさん、おはようございます。
昨日、岩手世の光協力会の総会がオンラインで行われました。この手の会議はすっかりオンラインが当たり前になり、これはコロナが終わっても続きそうな予感がしています。それはともかく、今年の計画についても話し合われたのですが、10月に予定している「世の光の集い」についても日程は決めたものの、リアル開催ができるか、今の状況では何とも言えないということでした。抗原検査をしながらでもキャンプなどのようにすでに泊まりがけのイベントも行われていますが、それぞれの教会の事情も違いますし、集まる年代とか、細かなところを考えていくと「難しい」という判断をせざるを得ないこともあります。
でも「集まる」ことがどれほど大事で、またそれをどれほど欲しているかはもう明らかで、世の中の流れも止まらないのでしょう。教会としても間もなく新年度を迎えます。この状況の中でイベント開催の是非だけに心を奪われず、この二年間で傷付いたり、弱ったりした私たちの心や交わりを主がいやし、回復してくださることに期待したいと思います。

“そのとき、あなたの光が暁のように輝き出て、
あなたの回復は速やかに起こる。
あなたの義はあなたの前を進み、
主の栄光があなたのしんがりとなる。” イザヤ 58:8

2022年度の主題聖句になります。今日の午後は大船渡に向かいます。

佐々木真輝

2022-03-27 互いに愛し合うように

2022年 3月 27日 礼拝 聖書:ヨハネ15:12-17

 今日は信仰を告白することが私たちの人生にとってどういう意味があるのかをご一緒に考えていきます。

自分の立場を明かすことは、自分の生き方との整合性が問われることです。

この春から高校生になる人もいますが、私が高校生になったとき、担任の先生や生活指導の先生から口をすっぱくして言われたことは、うちの高校生であることを自覚しなさいということでした。いろいろと問題の多い時代でしたので、生徒が学校の外でいろいろしでかすことがあります。するとだいたい制服をみれば「ああ、あそこの高校だな」ということで分かりますから、学校の評判にすぐにつながります。制服を着ていなくても高校生くらいだと分かりますから「学校はどこだ」と聞かれるわけです。続きを読む →

1000人のハーモニー

みなさん、おはようございます。
テレビの企画で人気のシンガーソングライターと千人の18歳の若者たちがリモートでつないで合唱をし、ひとつのステージを作り上げるという番組を観ました。技術的にどうやっているのかと興味を持って見始めたのですが、18歳という子どもと大人の狭間という年代に加え、コロナ禍という特殊な状況で青春時代の様々な経験を奪われてしまった様々な感情を吐露する参加者たちの言葉や表情に引き込まれていきました。1000人の声と感情が重なってうまれるハーモニーと歌い手の歌声が一つになる感動にこちらの心も揺り動かされました。
私たちは礼拝やその他の機会に声を合わせて賛美することがよくありますが、天国に行ったときにはあらゆる民族、言語の人たちが声を合わせて主を賛美するのだそうです。それはどれほど感動するだろうとかと想像します。それは、一人一人の感謝や労苦、慰め、喜びなど様々な思いが重ね合わさったすごいものになるに違いありません。

“また私は、天と地と地の下と海にいるすべての造られたもの、それらの中にあるすべてのものがこう言うのを聞いた。
「御座に着いておられる方と子羊に、
賛美と誉れと栄光と力が
世々限りなくあるように。」” 黙示録 5:13

今日は婦人会と祈祷会があります。午後からは神学校の理事会です。

佐々木真輝

ライフライン

みなさん、おはようございます。
先日の地震の影響でいくつもの発電所が止まってしまったことと、冬に戻ったような寒さのせいで、関東だけでなく東北でも大規模な停電が起こる可能性があると聞いてだいぶ心配しました。医療機関は自家発電があるので大丈夫だとしても、自宅で医療機器や介護機器を使っている方々にとっては非常に心配なことです。一般の家庭でも、まだ寒いこの時期に停電してしまうと厳しいですよね。皆さんのところはいかがだったでしょうか。
ライフラインとはよく言ったもので、電気がないと生活も仕事も本当に困ります。いのちに関わることにもなります。けれども、もっとも重要なライフラインは神様とのつながりです。それは霊的な健康や生死を左右するものです。ただ困ったことに霊的なライフラインがとまったことにはすぐには気づかないことがあります。電気が切れればすぐ暗くなり、暖房が止まって寒くなるのはすぐ感じられますが、神様とのつながりが弱くなったことの影響に気づくのは遅れがちです。だから余計に気を配っていなければなりません。

“わたしにとどまりなさい。わたしもあなたがたの中にとどまります。枝がぶどうの木にとどまっていなければ、自分では実を結ぶことができないのと同じように、あなたがたもわたしにとどまっていなければ、実を結ぶことはできません。” ヨハネ福 15:4

佐々木真輝

助けられなかったけど

みなさん、おはようございます。
昨日、友人が訪ねて来たのですが、お昼は河川敷のキャンプ場でデイキャンプをしようということになりました。いつものところです。ほとんど雪は解けていましたが、一部日陰のところに雪が残っています。そこに年配のご夫婦が乗った軽自動車が乗り上げており、何とか脱出しようとしています。さっそく友人たちと車を降り、脱出を手伝おうとしましたが、あいにく完全に乗り上げ駆動するタイヤが浮き上がっている状態です。車にスコップでも積んでいれば助けになったのですが、手で掻き出せる雪なんてたかがしれています。「近くに実家があるから助けを呼んでくるから大丈夫。ありがとうございました」ということでしたので、あとはお任せしてその場を離れました。帰りに通ったらちゃんと脱出しているようでしたので安心しました。
人助けをしたいと思っても、ほとんど役に立たないことがあります。それでも関わってみることで、自分には出来ないことを誰かがやってくれて、問題が解決するのを見届けることができることがあります。関心を持たなければ気づくことのない物語に気づき、嬉しくなったり、心が温かくなったりします。出来るか出来ないか、必要なスコップを持っている・いないに関わらず、まずは駆け寄ってみるということが大事なのではないでしょうか。

“愛は寛容であり、愛は親切です。…” 1コリント 13:4

今日は*****さんの誕生日です。祝福を祈ります。

佐々木真輝