2021年 6月 6日 礼拝 聖書:ヘブル11:5-6
自分の存在が誰かに受け入れられ、愛され、喜ばれているというのは、私たちにとってとても大切な感覚です。正面切って、言葉として、あなたを受け入れていますとか、愛してます、あなたの存在を喜んでますと言われるとちょっと気恥ずかしい感じもありますが、言葉でなくても、相手の態度や表情、仕草の中に、その想いが表れていると安心します。
月一度の信仰によって生きた人々から学ぶシリーズですが、今日はエノクを取り上げます。エノクが信仰の人の例としてヘブル書で取り上げられているのは、彼がその信仰のゆえに死を見ることがなかったという点にあります。それ自体がなかなか想像のつかないことなのですが、それとともに、理由として「彼が神に喜ばれていたこと」が挙げられている点に興味が惹かれます。死を見ることなく神のもとに移されるほどの信仰とか、神に喜ばれるっていったい何だろうか。それはあまりにも特殊すぎて自分にどう関係するか、よく分からないと感じるかも知れません。続きを読む →