2021年 2月 14日 礼拝 聖書:サムエル記第二7:8-17
現代の私たちにとって国は、かっこうの非難のターゲットです。経済が悪くなれば、経済政策がなっていないと批判し、新型コロナの感染拡大がやまないと国の動きはいちいち遅い。どこそこの県知事のほうが総理大臣に相応しいんじゃないかとまで言われたりします。うまくやれていることも結構あると思うのですが、それが誉められることは滅多にありません。
普通の人々が国に求めるのは、様々な脅威から安全を保証され、いろいろな悩みや困難がひっきりなしにやってくる人生の中で安心して生活できるような様々な制度や仕組みをちゃんと作ってやってくれることです。
前回はサムエル記第一を見ました。まさにそのような国を目指し、しかも神を中心とする王国を願って、サウル王が立てられましたが、彼の傲慢さは破滅を招き、次の王としてダビデが選ばれました。サウルに命を狙われながらも誠実さを保ち続けたダビデはどんな王様になっていくのでしょうか。続きを読む →