日と年のためのしるしとなれ

みなさん、おはようございます(気づけば何日かぶりの朝メールになってしまいました)。
昨日、教会から帰る道すがら雲のない東の夜空に素晴らしい月が昇っているのが見えました。4月の満月は「ピンクムーン」と呼ぶのだそうですが、ピンク色に見えるということではありません(それはそうですね)。ピンクムーンと呼ぶのはアメリカ発祥ですが、アメリカでは4月にピンク色の花が咲くからだそうです。もともとはネイティブアメリカンたちが季節を把握するために名づけていたのが始まりだそうです。なるほど、そういえば日本でも旧暦では和名が使われていましたね。4月は「卯月(うづき)」と言われていました。卯木(ウツギ)の花が咲く頃とか、田植えをする季節だからということらしいです。
聖書には「光る物が天の大空にあれ。昼と夜を分けよ。定められた時々のため、日と年のためのしるしとなれ。」と太陽や月を置かれたことが書かれていますが、どの時代も、どの文化でも、その通りに用いられているんですね。今日の夜も良い月が見られそうですので、夜空を見上げてみてはいかがでしょうか。

“神は仰せられた。「光る物が天の大空にあれ。昼と夜を分けよ。定められた時々のため、日と年のためのしるしとなれ。” 創世記 1:14

今日の夜、シンガポールEPJMのオンラインミーティングに参加します。よい交わりの時となるようお祈りください。

佐々木真輝

2021-04-25 「やり直すチャンス」

2021年4 月25 日 礼拝 聖書:エズラ記3:8-13

 私たちの人生には、大きな転換点や、人生をやり直すチャンスがめぐって来る時があります。

今日はエズラ記をご一緒に見て行きます。歴代誌第二の続きで、内容も歴代誌第二の終わりの部分とエズラ記の出だしはほぼ同じ文章になっています。どちらもエズラが書いたものだという意見もありますし、別な人がまとめた歴代誌の続きとしてエズラが書いたのだという人もいます。いずれにしても内容としては、歴代誌の続きものとして書かれています。神様が、ペルシャ王キュロスによって再び神の民の歴史の時計を動かし始め、それがどうなったかを記して行きます。エズラ記の中心は、エルサレムに帰還した民がいかに神殿再建に取り組んだかということですが、よく読めば、単に建物としての神殿再建だけの話しではないことが分かります。続きを読む →

先人の足跡

みなさん、おはようございます。
今日の夜、神学校のオンラインクラスがあるのですが、2週間に一度というペースにまだ慣れていない上に、忙しさや精神的にもタフな一週間で、気合いを入れ直しているところです。そんな時に思い出すのが30年以上前の神学生時代の先生たちの姿です。どの先生も自分の教会の牧会をしながら週に一度(先生によっては複数の科目を担当)の授業を担当してくださっていました。今にして思えば、きっと教会でもいろいろあったでしょうし、家庭での悩みやひょっとしたら夫婦ゲンカとかもあったに違いないのですが、そういうことはおくびにも出さずに教えてくれました。
先人の足跡は小さな小径のようになっていて確かにそこにあることは分かりますが、よく見ると、立ち止まったり、迷ったり、転んだりした跡も見えて来ます。ああ、ここで同じように立ち止まったり、踏ん張ったりしたんだなあと分かることは励みにもなります。

“こういうわけで、このように多くの証人たちが、雲のように私たちを取り巻いているのですから、私たちも、一切の重荷とまとわりつく罪を捨てて、自分の前に置かれている競走を、忍耐をもって走り続けようではありませんか。” ヘブル 12:1

佐々木真輝

趣味の話し

みなさん、おはようございます。
昨日、Rさんのお父さんが訪ねてくださって、1時間ほど趣味のカメラのお話で盛り上がりました。お互いの写真を見せ合ったり、どういう場面でどんなふうに撮ったか、何のレンズを使ったか、どんな設定で撮るか等々、ほんとにただの趣味の話し(興味ない人には何のこっちゃというお話)。とても楽しかったです。趣味の楽しさは、それ自体の面白さはもちろんあるのですが、同じ興味関心のある人と話題を共有したり、一緒にやったりすることはもっと楽しいものです。
神様は人それぞれに興味や関心を惹く個性をくださいました。のめり込みすぎて人生に破滅をもたらすこともありますから「加減」は必要だと思いますが、それらは自分が楽しむためにも使えますし、人との関係を作るためにも使えます。もしかしたらそれが一生の仕事になったり、人生を豊かにする宝になったりもします。

“私は見た。人が自分のわざを楽しむことにまさる幸いはないことを。それが人の受ける分であるからだ。…” 伝道者 3:22

今日は婦人会と祈祷会があります。

佐々木真輝

花が散った後こそ

みなさん、おはようございます。
展勝地の桜もだいぶ散ったらしいですね。さくらは花が散ってしまうとあまり見上げてもらえなくなりますが、葉っぱを茂らせ、実を結び、次の世代へと繋ぐための活動はこれからが本番なのでしょう。満開の見事さや散り際の美しさにばかり目が行きがちですが、命の営みはそこだけじゃなく、目立たず、注目されない時にこそ大事な営みがあるものなのかもしれません。
私たちの暮らし、仕事や奉仕などでも、華々しい活躍の場面はもちろん誇らしいですし、正当に評価されるべきことだとは思います。けれど人目につかないところでの忠実さや努力にこそ、私たちの本当の力や成長につながる真価があるのではないでしょうか。

“人に知られていないようでも、よく知られており、死にかけているようでも、見よ、生きており、懲らしめられているようでも、殺されておらず、悲しんでいるようでも、いつも喜んでおり、貧しいようでも、多くの人を富ませ、何も持っていないようでも、すべてのものを持っています。” コリント第二 6:9-10

佐々木真輝

想像力

みなさん、おはようございます。
物語を読んでいて実際の景色や味はどんなだろうなと想像を膨らますことがあります。昨日、ある有名な冒険小説に登場する「種入り焼き菓子」を実際に作るというテレビ番組があるというので楽しみに見ました。ほんとうに美味しそうですが、そこはテレビです。目では見られましたが、味はやはりまだ想像するしかありません。でも、楽しいです。
想像力は神様が人間に与えた素晴らしい賜物で、天地を造られた創造主の性質を分け与えられたものです。最悪を想像しすぎると恐怖にもなりますが、楽しいことを想像すれば喜びに、危機を想像すれば危険回避に、完成した姿を想像すればビジョンになります。せっかく与えられた賜物を良いかたちで用いたいですね。

“烏のことをよく考えなさい。種蒔きもせず、刈り入れもせず、納屋も倉もありません。それでも、神は養っていてくださいます。あなたがたには、その鳥よりも、どんなに大きな価値があることでしょう。” ルカ 12:24

今日は全国キリスト災害ネットワークのオンライン全体会があります。

佐々木真輝

2021-04-18 私たちは誰か

2021年 4月 18日 礼拝 聖書:歴代誌第二 36:11-23

 先週に引き続き、歴代誌の後半、第二を今日は取り上げます。

前回もお話しましたが、歴代誌は捕囚となっていたバビロンから人々が帰還した時代に記されました。一度滅びた祖国を再建しようとしている時代です。

かつての祖国に暮らしていた人たちにとっては荒れ果てても懐かしい土地に違いありませんが、バビロンで生まれ育った人たちや、捕囚の中で生活を確立した人たちにとっては、瓦礫を片付け神殿を再建したり、町の再建のために頑張る、はっきりした動機付けが欲しいところかもしれません。続きを読む →

対話

みなさん、おはようございます。
少し時間が経ってしまいましたが、先週とその前の月曜日に地元FM局のラジオで、二週にわたって市内の住職さんと一緒に収録した番組が放送されました。放送ではあんまり感じられませんでしたが、収録時には倍以上お話をし、もうちょっと対談っぽい感じにもなりました。Youtubeでも聞くことができますので、よろしかったらどうぞ。
考えや感じ方が異なる相手と対話することは自分自身の世界を広げることになります。牧師と住職の対話も面白さや学ぶことはありますが、家族の中でそうした話しになるときは、だいたい何か大きな課題がある時なので、対話に感情が絡み合って思うような話しができなかったり、言い争いになってしまう事もありますね。福音を伝えることが目標であっても、伝えることと押しつけることは違うので、まずは相手の考えや気持ちを理解しようと聴くことが大事です。言う程簡単ではありませんが、大事にしたいことです。

“偽りの証人は滅びる。
しかし、よく聞く者は正しく語り続ける。” 箴言21:28

佐々木真輝

知ってほしい

みなさん、おはようございます。
この間、お休みの日に岩沢にあるミズバショウ群生地に行って来ました。毎年似たような写真を撮ってますが、今回も写真を撮ってSNSに挙げました。そうしたら、「○○にある群生地にもどうぞ」とお誘いを頂きました。自分の知っているところ、お気に入りのところは見て欲しい、と思うものですよね。ぜひ行ってみたいと思わされました。
感動したこと、嬉しかったこと、美しいと感じた事などを他の人にも知って欲しい、見て欲しいというのは自然なことです。神様からいただいた恵み、救いの素晴らしさ、祝福を誰かに知ってもらいたいって思え、実際にそれを味わって貰えたら、受けた喜びは2倍にも3倍にもなります。

“「来て、見てください。私がしたことを、すべて私に話した人がいます。もしかすると、この方がキリストなのでしょうか。」” ヨハネ 4:29

今日は婦人会と祈祷会があります。

佐々木真輝

マスターズ

みなさん、おはようございます。
昨日の朝、アメリカのポールさんからゴルフのマスターズ・トーナメントで松山選手が頑張っているとメールがあり、テレビをつけたら残り2ホールというところでした。普段はそんなにゴルフに興味があるわけではなく、ずっと昔にパターゴルフをやったことがあるくらいなのですが、それでもマスターズがすべてのゴルファーにとって特別な大会であることくらいは知っています。そして、ものすごい技術と集中力を要するスポーツであることも伝わって来ました。まさに「マスターズ(名人、達人)」という名にふさわしいなと思います。
私たちはゴルフの選手ではありませんが、自分の仕事や役割については経験に応じた熟練が求められます。私たちは世界的な名人ではなくても、自分が任されている領域(家庭であれ大きなプロジェクトを任されるような仕事であれ)ではプロフェッショナルであるようにしましょう。そのように目指すことは、任せてくださった神様、仕えている人たちや一緒に働く仲間に対して誠実であろうとすることに違いありません。

“あなたは務めにふさわしいと認められる人として、すなわち、真理のみことばをまっすぐに説き明かす、恥じることのない働き人として、自分を神に献げるように最善を尽くしなさい。” テモテ第二 2:15

今日は****くんの誕生日です。祝福をお祈りします。

佐々木真輝