記録達成の影で

みなさん、おはようございます。
プロ野球でひいきのチームがリーグ首位を守り続けていて、なかなか気分がいいですが、昨日はすごい記録が出ました。日本人選手として一年間にホームラン記録を持っていたのは王選手です(ぼくたちの子ども時代のヒーローです)。しかし昨日、ひいきチームのM選手が、そのホームラン記録、年間55本に並んだのです。その上は、プロ野球記録の60本ですので、ひょっとしたら行けるんじゃないかと期待してしまいます。打率と打点も加えた三冠王もかなり可能性が高いようです(これまた興味の無い人には何のことやらという話しですね、すみません)。
記録がかかってくると、相手も打たれまいと頑張ったり、敬遠したりしますから、そういう中で打ち続けるのは相当の集中力を必要とするはずです。いろいろとチラつく雑念も振り払わなければなりません。そのために毎回守っているルーティンをしっかりこなして打席に入る姿には教えられます。何度も書いていますが、良い習慣を身につけることは私たちの心をイエス様のほうに向け続けるためにとても効果的です。形だけになると百害あって一利なしですが、心を込めて続ければ信じられないほどの力を発揮することもあります。

“それからイエスは出て行き、いつものようにオリーブ山に行かれた。弟子たちもイエスに従った。” ルカ 22:39

佐々木真輝

正しい使い方と手入れ

みなさん、おはようございます。
いただきものの冷凍の高級なハンバーグがあったので、昨日の夕飯に作りました(というか、焼いただけですね)。前に焼いた時は古いフライパンを使ったのですが、かなり年季が入っていて、焦げ付き防止のコーティングもすでにあちこちはげているので、案の定、焦げ付いてしまいました(同じ理由で餃子を焼いてもうまくいきません)。なので今回は、しばらく前に購入し使わずにいた新しいフライパンを投入。文句なしの焼け方で美味しくいただけました。
道具には寿命もありますが、正しい使い方をしちゃんと手入れをすれば結構長持ちします。反対に不適切な使い方をし、手入れを怠れば役に立たなくなります。私たちも限られた地上の生活の中で、心も身体も魂も、よい使い方と手入れがあれば長く用いられますね。

“弟子は師以上の者ではありません。しかし、だれでも十分に訓練を受ければ、自分の師のようにはなります。” ルカ 6:40

昨日は***さんの誕生日でした。今日は*****くんの誕生日です。祝福を祈ります。

佐々木真輝

2022-09-11 よく分かってほしいこと

2022年 9月 11日 礼拝 聖書:ルカ1:1-4

 今日は聖書を順番に一緒ずつ読んでいくシリーズに戻りたいと思います。神様がルカの福音書を通して私たちに願っていることは、私たちがイエス様について聞いたこと、信じたことが、本当に確かなことだと確信することです。

私たちはすでに信じていても、本当にこれで良いのだろうかと考えたり、今の私たちの信仰の歩みや教会の姿はイエス様が願ったようなものだろうかと迷うことがあります。ルカが福音書の宛先としてあげたテオピロという人もそんな迷いの中にありました。続きを読む →

私の支え

みなさん、おはようございます。
以前、論文作成のためにがん経験者の伴侶の経験をインタビューしたいという方の研究に協力しました。ずいぶん時間が経ったのですが中間のまとめが出来たので、内容の確認と追加の質問をしたいのでと、昨日訊ねて来られました。結構長いインタビューでしたが、きちんと要点がまとめられていました。改めて第三者の目(耳)を通して示されたものを見ることで自分の心を支えたものや落ち込ませたものは何かといったことが分かりましたし、振り返り、思い出しながら話している時に、どういう気持ちで家内を支えようと思っていたのか見えて来ました。
論文の中では個人が特定されないような表現が用いられるので、牧師やクリスチャンであること、信仰のことなどは書かれてはいませんが、それでも神様の真実と恵み、多くの方々の祈りと愛に支えられ、励まされたことは間違いのないことでしたし、これからも、それらが私を支えてくれるのだと感謝と驚きを新たにしました。

“というのは、あなたがたの祈りとイエス・キリストの御霊の支えによって、私が切に期待し望んでいるとおりに、このことが結局は私の救いとなることを知っているからです。” ピリピ 1:19

佐々木真輝

美しい音色の背後に

みなさん、おはようございます。
昨日車を運転中にラジオからとあるジャズ・ミュージシャンの音楽が流れて来ました。すごく好きという程ではありませんが、とても美しい演奏をする人です(故人ですが)。でも音楽に似合わずプライベートはひどいというか、かなり悲惨でした。麻薬に溺れ、暴力やクスリ欲しさに窃盗で逮捕されたりと荒れた生活をしていました。今なら過去のスキャンダルや行動でバッシングされ干されてしまうような荒れ方です(そういう時代でもありましたが悪さは悪さですね)。それでも美しい音色と音楽は心を打ちます。むしろ、そういう人生が透けて見えるからこそ、なのかも知れません。
聖書に記された最も美しい詩は、罪深さにかけては勝るとも劣らないダビデやソロモンの言葉を通して生まれました。私たちも様々な弱さと罪があり決して無垢な者ではありません。それでも神様は私たちの賛美を喜んで聞いてくださり、私たちの手のわざを味わい深く用いてくださいます。神様は間違いや欠けを数え上げて責めるのではなく、恵みのゆえにへりくだる者の美しさを引き上げてくださるのです。

“数々の咎が私を圧倒しています。
しかし 私たちの背きを
あなたは赦してくださいます。” 詩篇 65:3

佐々木真輝

良薬口に苦し

みなさん、おはようございます。
最近、わがやのワンコのお腹の調子が悪いようで、動物病院で薬が処方されました。これまで我が家にいたワンコたちは薬を飲ませることに苦労したことがあまりありません。だいたいご飯の上に乗せておけば一緒に食べてしまうのです(嫌がる時もありましたが)。ですが今回はちょっと苦労しています。美味しくないんでしょうね、きっと。でも薬を飲めば症状が収まり良くなっていってくれます。
私たちを癒すものがいつでも心地よく優しいとは限りません。けれども苦い経験や痛みを伴う取り扱いを通してだけ癒されるような深い傷や痛みがあります。それが神様によるものならば、心地よい経験ではありませんがその先に癒やしと平安があります。

“彼の道を見たが、
それでもわたしは彼を癒す。
わたしは彼を導いて
彼とその嘆き悲しむ者たちに、
慰めを報いる。” イザヤ 57:18

佐々木真輝

光に照らされて

みなさん、おはようございます。
昨日の夜、花巻の童話村まで出かけてきました。数年前から宮沢賢治の生誕120年を記念して始まったライトアップが今年も行われていることは知っていました。ただ、今年は同時に花巻の伝統工芸である和傘も美しくライトアップされ展示されているということで、こちらをメインに観に行こうと出かけたわけです。和傘の骨組みの精密さや和紙を使った傘の色彩や絵柄がライトに照らされてより際だって見えます。
光が当たると醜いものがあればそれを暴き出しますが、美しい色や姿形があればその美しさを表し際立たせます。光であるイエス様も同じようです。私たちを照らす光は私たちの罪深さや闇の深さを明らかにもしますが、神のかたちとして造られた、一人一人が神に愛された特別な存在としての美しさも見えます。

“悪を行う者はみな、光を憎み、その行いが明るみに出されることを恐れて、光の方に来ない。しかし、真理を行う者は、その行いが神にあってなされたことが明らかになるように、光の方に来る。” ヨハネ福 3:20-21

今日は****さんと****さんの誕生日です。祝福を祈ります。

佐々木真輝

2022-09-04 私たちの交わりの回復

2022年 9月 4日 礼拝 聖書:使徒の働き2:37-47

 人生の悩みのほとんどは人間関係の問題です。生まれて間もない赤ちゃんもお母さんから引き離されお父さんの手にわたされることに不安を覚えささやかな抵抗をします。子ども時代から大人へと成長する中で関わる人は増え、親しい友と出会えることもありますし、新しいグループの中での自分のポジションに悩んだり、特定の人との関係が上手くいかなかったりもします。

大切な人が出来て結婚してもそれは幸せのゴールではなく、全く新しい人間関係の悩みのスタートでもあります。続きを読む →

大歓迎

みなさん、おはようございます。
昨日三日ぶりに家に戻ると、ワンコたちの大歓迎を受けました。代わる代わる遊んでもらったり、撫でてもらおうと争うように(というかほんとうに争って)寄って来ます。「かんべんして〜」となるほどですが、嬉しいものです。ひとしきり遊ぶと、あとはいつも通りなのですが。
子どもの頃は三日も学校を休めば久しぶりに会う友だちとの再会はとても嬉しかったですが、大人になると、そこまでの感激は感じなくなってしまいます。礼拝だけが神様に「お会いする」場ではありません(神様はいつでも私たちと共にいてくださいますから)。それでも週に一度はそのような心持ちで礼拝に集うはずの場ですが、慣れちゃうと、そんな新鮮な感動や感激が失われがちです。初めのころの「ドキドキ」とまったく同じとはいかないかもしれませんが、お会いする静かな喜びを感じ取れますように。

“それゆえ 敬虔な人はみな祈ります。
あなたに向かって あなたがおられるうちに。
大水は濁流となっても 彼のところに届きません。” 詩篇 32:6

佐々木真輝

恩返し

みなさん、おはようございます。
昨日の朝オンラインで行われた会議で青森の豪雨被害とその地域で諸教会が取り組んでいる支援活動の様子をお聞きしました。11年前の大震災の時にいちはやくかけつけてくださった先生たちの教会が被災した方々の支援にあたっています。青森県内のいくつかの教会や数名ですが日本の各地からボランティアにかけつけ、床上浸水した家々の泥だしや片付けに取り組んでいるそうです。岩手からも少しずつ支援に動き始めています。
受けた恩は他の誰かに送る、という「恩送り」のことは時々口にしてきましたが、受けた相手が助けが必要になったらちゃんと恩返しをするのは当然のことです。彼らと全く同じことは出来ないかも知れませんが、出来ることでお返しをする時が来たと思っています。

“このように労苦して、弱い者を助けなければならないこと、また、主イエスご自身が『受けるよりも与えるほうが幸いである』と言われたみことばを、覚えているべきだということを、私はあらゆることを通してあなたがたに示してきたのです。」” 使徒 20:35

今日は****さんと****さんの誕生日です。祝福を祈ります。
また今日の婦人会と祈祷会は都合によりお休みになります。

佐々木真輝