任せるとは

みなさん、おはようございます。
一年近く担ってきたある役割を今月から別の人に任せることにしました。その人の仕事ぶりを見ていろいろ思うことはありますが、任せた以上、本質的に間違ったことでない限り口出ししちゃいけないなと自粛しています。
イエス様は、ご自身の働きとことばを教会に、つまり私たちに任せてくださいました。これはもう、とってもすごいことです。イエス様がやったほうが絶対うまく行くのに、不完全で間違いも多く、「証しにならないこと」も結構しでかしてしまう私たちに大事なことを任せませました。その上、いちいち口出ししたりせず、聖書を通して私達自身が自分で点検し、考え、より良くできるようになることを期待してくださってもいます。ほんとにすごいことです。

“自分に委ねられた良いものを、私たちのうちに宿る聖霊によって守りなさい。” 2テモテ 1:14

佐々木真輝

迷えるときに

みなさん、おはようございます。
土曜日のりレフ―フォーライフの生配信が終わり、教会に戻って機材の片付けをしている時に、玄関の方から何やら話し声が聞こえて来ました。掃除に来ていたOさんが、雨でずぶ濡れになった若いお母さんとお子さんたちを見かけたので、中に入れてあげたというのです。「何か大きな事情を抱えて行き場を失った母子?」などという考えが一瞬よぎりましたが、車を置いた駐車場の場所がわからなくなって迷っていたということです。大きな荷物は教会において、とりあえず雨の中一緒に駐車場を探し当て、何とか帰る事ができました。探している間、学校前と思しき娘さんの話し相手になりつつ、お母さんは心配そうな表情でしたが、車を見つけてホッとしていました。
迷った時、特に行きたい場所ははっきりしているのに、どう行ったらいいかわからない時は本当に困るし、不安になります。現実の道順だけでなく、人生の道のりでもそうです。そんな時に一緒に探してくれたり、一緒に歩いてくれる人がいたら相当安心ですね。イエス様はもちろん共にいてくださる方ですが、同時に、イエス様は私たちが互いのための同伴者になるようにと願っているのだと思います。

“あなたがたが互いに愛し合うこと、わたしはこれを、あなたがたに命じます。” ヨハネ 15:17

昨日は****さん、****さんの誕生日でした。遅ればせながら祝福をお祈りします。

佐々木真輝

2021-09-05 地上では旅人

2021年 9月 5日 礼拝 聖書:ヘブル11:13-16

 先日、東京にいる友人牧師から一冊の本が送られて来ました。毎年夏には秋田にある小さな無牧の教会のために車で奉仕に来られ、帰りには必ず北上によってくださって一緒にお昼ごはんを食べるのが習慣になっていましたが、去年も今年もそれが叶わず、寂しいなあと思っていましたが、慰められる思いでした。

いただいた本は、その友人牧師の教会で長年奉仕された名誉牧師で95歳になる宣教師が教会の60周年を記念して使徒信条について書いたものです。

その本の序文にこんな一文がありました。「人生は長い旅路。キリスト者にとって、それは、御国の故郷に向かう、巡礼の旅です。「信仰こそ旅路を導く杖」私たちは、賛美歌270版でそう歌います。旅路の終わりに近づいた今、振り返ってみますと、私の人生も、私自身も、信仰によって築かれてきたと言うことができます。私の信仰は多くの方々の信仰によって育まれてきました。その方々に、心から感謝いたします。同時に、信仰は神様からの賜物(ギフト)です。そして、その土台が神様のみことばです。」続きを読む →

くれぐれも

みなさん、おはようございます。
昨日、大分県のある教会で大規模なクラスター感染があったことが報道されました。一部の人たちがマスクをはずして合唱していた(賛美していたのかな)ということで、45名以上が感染したそうです。どれくらいの密集ぐあいだったのか、どれだけの人がマスクを外していたのか、ワクチン接種が進んでいたのか、換気はどうだったのか、どれも明らかではないので比べることはできませんが、私たちも含め、どこでも起こり得ることです。そして問題になっている音楽フェスと同じような扱いで非難を受けることになるでしょう。ですので、教会にいらっしゃる方は、ちょっとでも体調に変化があったら自宅にとどまること、マスクも手作りマスクや布マスクやウレタンマスクではなく不織布のマスクをつけるようにしましょう。また自分の住んでいる地域を超えて行き来があった時は注意深く判断しましょう。とくに緊急事態宣言やまん延防止措置が出されている地域に行ったり、そこから来た人との接触があったときは特にそうです。
みんながオンラインでつながれるわけではないので、集まっての礼拝をやめたりはしませんが、ワクチンを打ったことを過信せず、自分のため周りの人やその家族のために行動しましょう。もちろん集まることを控えご自宅で礼拝を守る方も主が恵んでくださいます。

“何事も利己的な思いや虚栄からするのではなく、へりくだって、互いに人を自分よりすぐれた者と思いなさい。” ピリピ 2:3

今日の午後3時からリレー・フォー・ライフのYouTube生配信があります(これもオンラインのみになりました)。
リンクはこちらです。

お時間の許される方はぜひ。邦子さん、光代さん、宏美さんが出演するゴスペルフラは生配信の時しか見られません!
私は配信のオペレーションをしますのでちゃんとできるようにお祈りください。

佐々木真輝

得意分野を磨いて

みなさん、おはようございます。
パラリンピックには、オリンピックにはない独特の競技があります。昨日はそんな競技の一つで日本人が金メダルを取ったという報道がありました。障害のあるなしに関わらず楽しめそうなスポーツで、ちょっとカーリングにも似た頭脳戦もあり、なかなか奥が深そうでした。それを見ながらふと思い出したのは、「うで組」という親父の会をやっていた時に市内の高齢者施設にいって入所者の方々と「輪投げ」をしたときのことです。まったくかないませんでしたが、とても楽しい時間でした。
同じ土俵で戦えば一握りの勝者しか生まれませんが、それぞれが得意な土俵で戦ったらその分、たくさんの勝者が生まれます。私たちにもそれぞれに神様が与えてくださった得意分野があることでしょう。勝ち負けを気にする必要はないでしょうが、苦手分野で誰かより上手にできないことを嘆いたり恥じたりする必要もありません。それよりは自分の得意な分野を磨いて、神様に仕え、人に仕える者になれることを目指しましょう。

“働きはいろいろありますが、同じ神がすべての人の中で、すべての働きをなさいます。皆の益となるために、一人ひとりに御霊の現れが与えられているのです。” 1コリント 12:6-7

今日は婦人会と祈祷会があります。

佐々木真輝

コオロギの歌声

みなさん、おはようございます。
昨日、車を運転中に信号待ちをしていたらコオロギの鳴き声が聞こえて来ました。気づけば今日からもう9月なんですね。厳しい残暑を覚悟していましたが、それほどでもないようでちょっと安心していますが、この夏はへんな天候だったので、田んぼや畑の生育具合はどうなんでしょうね。
聖書の世界の気候と日本の気候はだいぶ違いますが、それでも季節ごとのしるしがあり、主の恵みの中で実りの時、喜びの時があるのは同じです。未だに終息が見えない新型コロナの驚異やそれぞれの人生の中での様々な課題があっても、よく目をこらして主が備えてくださる季節の変化の兆しを見逃さず、喜びと希望を抱いて歩みましょう。

“わたしは時にかなって、あなたがたの地に雨、初めの雨と後の雨をもたらす。あなたは穀物と新しいぶどう酒と油を集めることができる。” 申命記 11:14

今日は****さんと****さんの誕生日です。祝福をお祈りします。

佐々木真輝

散歩が上手でも下手でも

みなさん、おはようございます。
昨日の夕方、久しぶりに和賀川沿いの公園にワンコたちを連れて散歩に行きました。相変わらず小さい子(体の話でまあまあのオジさんになりました)は本当に歩き方が上手で、足元をピッタリとついて引っ張ることも他の犬に立ち向かったりすることもなく、上手に歩きます。時々こちらの顔を見上げる仕草も可愛さ格別です。大きい方(いつまで経っても子犬のような遊び方をします)は、相変わらず歩き方が下手でとにかく、嬉しくてシカタガナイという感じで跳ね回り、他の犬を見かけると立ち向かおうとします。散歩の仕方の上手下手はありますが、どちらも確かに一緒に歩くのが嬉しいようです。
私たちは神様と共に歩みますが、多分、そこにも上手下手があります。ぴったり寄り添うように神様と共に歩む人もいれば、跳ね回ったり、いろんなことに心が向いて寄り道したり、急ブレーキをかけたりする人もいます。あるいは歩き疲れて「もう歩きたくない」と座り込むかもしれません。そのどんな歩みも、神様と共に歩むことを喜び、また共に歩んでくださる神様へのアピールであったりするわけで、きっと神様はそんな私たちを愛し、慈しんでくださっています。

“信仰によって、エノクは死を見ることがないように移されました。神が彼を移されたので、いなくなりました。彼が神に喜ばれていたことは、移される前から証しされていたのです。” ヘブル 11:5

今日は****さんの誕生日です。祝福をお祈りします。
午後からは3.11いわて教会ネットワークのオンラインミーティングです。

佐々木真輝

明日をより良く生きるため

みなさん、おはようございます。
来週の土曜日にオンライン開催するがん患者支援のためのチャリティイベント、リレー・フォー・ライフのために、昨日の午後にリハーサルをしました。今回はかなり慣れたZoomではなく、YouTubeライブです。何度か試しにやったことがあるくらいですので、当日本番いきなり、というわけにはいきませんので、機材を持ち込んでテストをしたというわけです。やってみて分かったことは、ケーブルの長さが足りないとか、機械の設定の仕方を忘れているとか、なれないWindowsの設定に戸惑ったとか。リハーサルの中ではいろいろ失敗や手違いがありましたが、おかげで本番にはさらに十分な準備をした上で臨めそうです。
人生は常に訓練、練習です。明日、より良く生きるための練習と思えば、今日の失敗、今日の間違いもただのマイナスポイントではなく、価値のある経験です。失敗したら謙虚に学び、うまく行ったらもっと謙遜に。

“あなたの御手が私を造り
私を整えてくださいました。
どうか 私に悟らせ
私があなたの仰せを学ぶようにしてください。” 詩篇 119:73

佐々木真輝

2021-08-29 希望の切り株

2021年 8月 29日 礼拝 聖書:イザヤ6:1-13

 みなさん、トンネルの中を歩いたことがあるでしょうか。若気の至りで、一度だけ歩いたことがあります。一時間に1本通るかどうかという電車のトンネルですが、今にして思えばとても危険で、多分、いくつかの法律に違反していると思うので、マネはしないでほしいと思います。

トンネルの中を歩くとある地点からまったく光が届かなくなります。手がかりは足の感覚でレールや枕木の存在を感じ取る歯科ありません。少なくとも、その感覚がある限りは正しい道を歩いているのが分かりますが、時々何か目に見えないものに躓いて転びそうになったりもします。時刻表で電車が来ないと判断はしたのですが、予想外の貨物列車とかあったら逃げる場所があるのかわからないので、本当に危ないことをしなたあと思います。

今日から預言書に入って行きますが、預言者は自ら暗いトンネルの中に入り込んでしまった神の民に、トンネルの中のレールやかすかな手がかりのように、神様が民をトンネルの先へと導くために備え遣わしてくださった者たちです。続きを読む →

何を遺せるか

みなさん、おはようございます。
先日召されたフィリピンの先生の記念会(これまたオンライン)に参加した友人が、感想を書き送ってくれました。「人生は短く、牧師や神に仕える者として、人生はバランスをとって生きるものだと学びました。 つまり、家族も優先されるべきであり、ミニストリーが唯一の重要な業績として行われるものではないということです。あなたが死んだときに、子供たちが何と言うかも重要です。」
自分が死んでしまった後で遺された家族が何を言うか、聞く機会はないでしょうが、それは重要なポイントではないですね。本当に遺せたものが何かがそこには表れると思います。もうちょっと先のことであってほしいとは思いますが。

“私たちの神 主の慈愛が
私たちの上にありますように。
私たちのために 私たちの手のわざを
確かなものにしてください。
どうか 私たちの手のわざを
確かなものにしてください。” 詩篇 90:17

今日の婦人会と祈祷会はお休みです。

佐々木真輝