2021年 11月 22日 礼拝 聖書:レビ記1:1-2
旧約聖書から聖書通読をはじめた人の多くが足踏みし、脱落してしまう箇所の一つがこのレビ記です。あまり人気があるとは言えず、「私、レビ記が一番好きです」という人は滅多にいません。
しかも、キリスト教の実際の生活では、レビ記に記されている様々な決まりごと、礼拝の中での献げものや食べ物の規定、汚れに関する規定や、それらを聖めるための手順などは不要とされています。それでもレビ記が聖書の一部であることに変わりはありません。極端な考えを持つ異端やカルト的な人たちの主張と別にすれば、2000年のキリスト教の歴史で、レビ記を聖書から外すべきだと言われたことはありません。
レビ記を昔々の古い規則集として読むと何の意味があるのか分からなくなりますが、レビ記を通して神が語ろうとしていることを理解すると、私たちに与えられている恵みがどれほど素晴らしいものかが分かって来ます。続きを読む →