2020年 10月 25日 礼拝 聖書:創世記12:1-4
私たちは人生を旅にたとえることがあります。特に、信仰の歩みは天の御国を目指す旅、というイメージがあります。
昔(今ももちろん手に入りますが)、『天路歴程』という本がよく読まれました。17世紀のイギリス人ジョン・バニヤンが書いた物語で、クリスチャンという名前の男が、「滅亡の都」という町から旅立ち、様々な困難を経て「天の都」にたどり着くまでの旅を描いています。
他にも、信仰の歩みを旅になぞらえた物語や譬えはいろいろありますが、そうしたイメージの出所は創世記12章から終わりまで続く、アブラハムとその家族の物語です。続きを読む →