2023年 12月 17日 礼拝 聖書:ルカ2:21-38
子どもの頃に読んだり聞いたお話の中で、深い森や夜の山で道に迷った旅人は、決まって遠くに見える灯りに引き寄せられ、一夜を明かすために怪しげな家に入り酷い目に会います。今の私たちの暮らしではまず起こりそうもない話ですが、灯りの少なかった時代、旅のために歩いて移動しなければならない時代には、そうした状況があり得たのでしょう。
光はそれほど実際的に助けになり、希望になるものですが、今日登場する人たちも、比喩的な意味で希望の光を待ち望んでいました。幸い、彼らが見出した光は偽物の希望や惑わすものではなく、彼らが待ち望んでいた希望の光そのものでした。続きを読む →